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不明者生存に悲観論

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(以下引用)
イタリア西岸のトスカーナ州沖合のジリオ島近くで13日発生した大型客船「コスタ・コンコルディア」の座礁事故で、同国沿岸警備隊は18日、船体が動き出したため生存者の捜索作業をいったん中止したと発表した。

捜索はこれまでもたびたび中断されている。事故では少なくとも11人が死亡、26人が行方不明となっている。同州の州都グロッセト市の市長府によると、17日にはハンガリー人の乗員1人を含む5人の遺体が新たに収容された。

海運業界の専門紙ロイズ・リストは、コスタ・コンコルディアによるジリオ島海岸部に接近した航行は13日が初めてではないと報道。衛星利用の追跡データ分 析で、同船は以前に少なくとも一度、ジリオ島の沿岸部から230メートル以内を航行したことが判明した。今回の事故時に比べさらに島に近付いて航行してい たことになる。

不明者の生存の可能性については悲観論も出始めた。潜水関連企業の責任者は、船室が浸水していた場合、水温による体温低下で死亡する可能性があると指摘している。

座礁の原因解明については、スケッティーノ船長の事故後の対応の是非が焦点となっている。検察側は航行速度が余りにも速く危機回避が出来なかったと主張。裁判所は最初の審理で、同島海岸部へ過度に寄った航行で岩礁に衝突したとの判断を示した。

船長は過失致死、乗客が依然船内にいた時の船放棄などの罪に問われる可能性があるが、裁判所によると船長は過失を認め、座礁が起きた際には目視で操船していたと述べた。

一方、コスタ・コンコルディアの姉妹船コスタ・セレナが18日夜、ジリオ島の事故現場近くの海域を通過する航行を実施した。

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